「子どものための哲学」って?
答えのでない「問い(テーマ)」について、子どもたち自身が、
それぞれの考えや意見を伝えあいながら、答えを探すタビにでます。
相手の言葉に耳を傾けたり、
自分の考えや意見を話したり、
じーっとだまって考えたり…
いろんな人の意見に触れながら、ココロがふっと開かれていく、そんな自由な時間を過ごします。
「子どものための哲学対話on the web」
このサイトには、私たちが実際に子どもたちに見せた「哲学対話のための動画」や、「問いかけた言葉」、そして対話の記録が詰まっています。
私たちの実践の歩みを参考にしていただきながら、
家や学校、公民館や児童館、カフェなどいろんな場所で、
子どもと子ども、大人と子どもたちが
さまざまな「問い」について考え、語り合う時間が生み出されることを願っています。
どんなふうにやるの?
- 対話のルールを説明しよう
いつもとは違った雰囲気の中で、スムーズに話し合うためのルールをつくります
- 動画を見てみよう
問いについて、いくつかの考えや意見がまとめられた動画を見てみます。
どれが自分の考えに近いのか、子どもたちに手をあげてもらいましょう。
- 哲学対話の時間
子どもたちの意見や考えを聞きながら、共通する部分や違いをまとめ、
さらなる質問を子どもたちに投げかけていきます。
終わりの時間が来たらそこで対話終了。無理やり1つの答えを出す必要はありません。
- ふりかえり(うちあげの時間)
話してみてどうだった? なにがおもしろかった? など、話し合いの感想をシェアします。
お菓子とジュースを用意して、飲み食いしながら話すのもいいですね
ルール
- 話すときは手をあげよう
何をはなしてもいいし、話さなくてもいい!
- 人のお話はさいごまで聞こう
人の意見や考えの中に、あたらしい発見があるか
- わかったふりはやめよう
わからないときはわからないってつたえよう
- 相手に思いやりをもとう
相手が嫌な気持ちになることは言わないこと
- 答えを出さなくてもいい!
頭のなかをモヤモヤでいっぱいにして、おわったあとも考え続けてみよう
どんなふうに〈問いかければ〉いいの?
- どうしてそう考えたの?〈理由〉
- 今の意見、わかった?〈確認〉
- もっとくわしく? たとえば?〈具体性〉
- 今の意見は一緒? それとも違う?〈比較〉
- もし●●だったら?〈仮定〉
- 立場をかえると?〈推察〉
- つまり?〈まとめ〉
※それぞれの「問い(テーマ)」にそくした言葉は、各動画一覧の「対話を深める! 問いかけの言葉」や「実際の哲学対話の記録」を参考にしていただければ幸いです